ロスチャイルド

正月で帰省した際、1977年のシャトー・ムートン・ロートシルトを飲んだ。
77年ということで、所謂アーティストラベルではないエリザベス女王訪問をかたどったエチケット。

父親の秘蔵アイテム、というかもらいものを取っておいたものらしかったけれども、保存状態は良い、とは言えず。しかしながらやはりムートン。抜栓して3時間、少しずつ開いてくる香りとタンニンのバランスを感じることは出来た。飲んですぐは、完全に閉じてて香りもすぼまって、飲み口も何も…って感じだったのが、ここまでしっかりアロマをもって開いてくれるんだな、と。
そこそこの値段(ネット価格で約50K)とるだけはあるな、と贅沢に実感させていただいた。

ただまあ、家庭で家庭料理と合わせて飲む、という側面だと、その後開けたイタリアワイン「ロッソ・ディ・モンタルチーノ」の方がやりやすかった、というのも事実。まだまだ勉強あるのみです。

氷川きよしを聴きながら飲む、というのもなかなか乙なものでした。
ドリカムかっこ良かったなあ…。