初nano


3.24はbed初nano。
前身バンドであるdiarytree,scrollではそれぞれ出たことがあったけどそれももう7年前。
一昨年のボロフェスタからの流れもあり、やっとこさ出演することが出来ました。
直前でドラムはるちゃんが腰痛を訴え、緊急入院(大事にはいたらずほっとしております…)。
当初はもうこの日のライブは無理かな、と思って、モグラさんにもその旨一度連絡したけれど、「形を変えてでも良いから出てくれないか?」とケツを叩いていただき、ぱっと浮かんだドラマーはやはり彼でした…そう、G from OUTATBERO
はるちゃんとは全くタイプの違うドラマーだけれども、かつて同じバンドでプレイしたこともある僕としては、「この短期間で形にしてくれる可能性があるのはGしかいない!」と無理を承知でお願いするとまさかの2つ返事でOK!
他のメンバーに相談する前に独断で動いてしまったので、非常に申し訳ない気持ちにもなりつつ、でもいざGと練習入ったら新鮮な気分になってみんな楽しくやってくれました。本当に感謝。

Gの順応力と探求力はさすがで、やるからには形にしたい!と曲を沢山覚えてきてくれたので、前日3時間個人練習、当日スタジオ2時間程度でなんと5曲を形にしてくれました…流石すぎる…。

ドラムが違うとこんなにも違うものなのかと驚きを感じると同時に、福本さんにベースを弾いてもらったときと同様、あらためて自分たちの「ノリ」みたいなものを捉え直せてバンドにとってもいい刺激になったなと思う。
練習〜リハ〜本番と曲を演奏してくにつれてグルーヴが増していくのを実感出来たのも楽しかったな。

さらに当日は僕のワガママでHello Hawk岡田君(a.k.a カントク)にドラムを叩いてもらって、デュオ編成でブッチャーズ「サラバ世界君主」とWE ARE!「あこがれ」を演奏。
勝手に突っ走ってしまって申し訳ないけれどこれもとても楽しかった。
自分の好きなバンドの人たちと共にプレイ出来るってのはもう無条件に楽しくて堪らない…。

かくして、初nanoはかなり変則的なスタイルでの出演になってしまったので、これはまた必ずリベンジしたいな、と思ってます。
自分がスタンドプレイ気味になってしまうとこ直さないとな…。
しかしながらPAブースでノリノリでオペするモグラさんを見ながらの演奏はやっぱり楽しい。のでこの日も最高でした。

Hello Hawkもやっぱ最高のライブだったし終わってから我が家で語らうのも久しぶりで、色々疲れたけど充実した一日でした。

次は31日に、はるちゃん復帰戦です。
そろそろ新しい曲をちゃんと作らないとなー…。

写真はやっと行けたnano正面「喫茶マドラグ」での「スパゲッティプッタネスカ
Gがおまかせで色々頼んでくれたけどどれも美味かった…。

feedbacker

fawn presents feedbacker、素晴らしい企画でした。
Still Dawn EPのレコ発と銘打ってくれていたものの当日までにEPが完売、ということで「完売御礼GIG」という形になってしまって申し訳ないです…。
この日に買おう、と思っていただいていた方もいらっしゃったようで…(後日無事購入されたようでよかったです)

fawnのギター新木君とベース金藤君はここ数年、ほぼ毎回ライブを見に来てくれる愛すべきばかちん達なのですが、そんな彼らがバンドをやっている、と。
昨年、金藤君がmy letter、CARD、bedで企画をやりたい、と言っていることを知り、「じゃあ企画したら?」とケツを叩かせていただきました…。
当初はfawnはまだライブを出来る状態じゃないから企画だけ、ということだったんだけど、せっかくなんだから自分のバンドが出た方がいい!と思っていたのでこのタイミングで4バンドで出来てほんとに良かった。

fawnには勝手にだけれども自分がバンドでライブとか企画をやり始めたときのような、昔の自分たちを見ているような感覚を覚えていて、そんな彼らが昨日、多分物凄く緊張しただろうけれど、企画をやりきり、演奏をやりきったことは、絶対に大きな財産になる、と強く感じた。
最初はみんなそこから始まったんだよな、と。そんな始まりの場所に呼んでもらえて、光栄でした。
これからのfawnに熱く熱く期待してます。

そんな思いの詰まった企画が素晴らしくない筈が無く、終始あたたかい空気に包まれた幸せな空間が広がってた。
アバンギルドで飲んだり食べたりしながら思い思いの形で盛り上がってる。いい光景だった。

my letterもCARDも機材トラブルが発生する中をものともせず乗り切るライブ。
この2バンドとの出会いもここ1,2年の大きなトピックだなーと実感。
どちらも今年中に正式なアルバムサイズの音源をリリースする予定、とのことで、確実にまた状況はステップアップするだろうな、と。
そういう状態にあるバンドは、見ていて気持ちのいいくらい強い。

bedもネクストを見据えてじっくりやってきたいな、と思いつつ、この日はゆっくり演奏させてもらいました。

去年の終わり頃から何度も言っているように、今まで共に歩んできた、と思ってきたバンドや、目標に、刺激にしていたバンド達が立て続けに活動をストップさせたり、形を変えたり、ピリオドを打ったりしてきた最近は、正直自分たちにとってはダメージが大きかった。
ひたむきに頑張って、前を見て進む、と言えば聞こえはいいけれど、そんな孤独の中でバンドを続けていけるほどストイックじゃないので、やっぱり周りの皆がいて、その顔を見ることが出来て、共に演奏することが出来るから、今でもバンドをやっているわけで。
前や横で一緒に歩いてる、と思ってた仲間達が、ふと気づくと皆いなくなって、自分たちだけになったのか…と、時にはそんな風に感じたこともあった。

でも3月10日に気づいたことは、歩みを止めてなかったら、また前や横に仲間は現れるんだ、ということで。
一度歩みを止めた仲間達にもまたどこかで出会えるんじゃないかな、と考えることにしました。

澤穂希ばりに背中を見せていきたいし、追いかけ続けたいし、ただただひたむきになど進めるはずはなく、後ろ振り返ったり、先の見えない前を見て絶望したり、横を見て切磋琢磨したり、羨望、嫉妬…色々な感情を抱えながら、でもこんなに沢山の感情を与えてくれるバンドと、これからも歩いていけたらな、と思いました。

本当にありがとう。

次は24日にnano!!次があるって幸せなことだ。

bed ライブスケジュール2012

4月のスキマアワーを除く全てのライブ、 bedfromkyoto@yahoo.co.jpにて取り置き受け付けております。
日程とお名前、枚数をご連絡下さい。



3/24(土)@京都二条nano
"京都nano 8周年 Party〜乍東十四雄ライブDVD発売記念ツアー〜"
act…
乍東十四雄
■Hello Hawk
■ニコラス 
■bed

OPEN/START 17:30/18:00
ADV/2000yen DOOR/2300yen

bed初nano!!!
前身バンドでは幾度も企画でお世話になっていたnanoですが、土竜さんにはちょくちょくお会いさせていただいていたものの、実はbedで出演したことはなかったのです…。先日のボロフェスタ地下ステージでの盛り上がりも記憶に新しいHello Hawkが来る、とのことで今回初ブックしてもらいました!そら出るっしょ!2年前の西部講堂以来の乍東十四雄も一緒、しかもnano8周年、と楽しみ一杯です。

http://livehouse-nano.com/index.php



3/31(土)@扇町para-dice
"音楽の杜"
act…
■neonsign
■カナデ
■bed
3MANライブ!!!

OPEN/START 18:30/19:00
ADV/1500yen DOOR/1500yen

METROのPA等でいつもお世話になっている瀧井さんの企画!
こんな形で呼んでいただけるのはbedとしても念願叶ったわけで、しかも3マン!
カナデもneonsignも、名前は存じ上げているものの共演は初めてなので期待に胸膨らんでおります。初めて出るハコで初めての共演バンドばかりで、という、バンドやり始めた頃のような感覚を結成7年目にして味わえるとは…楽しみです。
http://para-dice.net/



4/21(土)@木屋町Urbanguiuld
"スキマアワー第二回 夜の部"
act…
moools
■スーパーノア
吉村秀樹bloodthirsty butchers
■bed

チケットの詳細はhttp://madonasi.com/sukima/sukimahour_ticket

思いがけない夜

今年3本目のライブが終了しました。
ソールドアウトのLUSHはやはり熱気が途轍もなかった。
個人的にも思い入れがあったり好きなバンドばかり出ていたけれど、それでもこういう企画で200人を遥かに超えるお客さんがきてソールドアウトになる、というのは、やはり快挙だと思うわけです。

ただ、そうなってしかるべき演奏をどのバンド、アーティストも繰り広げていて心底震えた。
そしてそんな中に混じって自分たちが演奏することにはいつまで経っても慣れないな、と改めて…。
soraも、Ropesも、Climb The Mindも、ほんとにすごい。

僕らはといえばゆるいMCでお客さんをリラックスさせることしか出来なかったのではないかと…いや、もちろん全力で演奏したけど!

雪なんかもあり、結果、東京着いてすぐライブやって終わって即帰る(村山の「西日本が大雪や!帰るのに10時間以上絶対かかる!」という煽りもあり。結果的には雪ほぼ降ってませんでした…)、というかなり駆け足の東京滞在になってはしまったのだけれど、共演者との会話含め、非常に中身の濃いライブになった。

遠征帰りの車内では、地元でのライブで各自バラバラに帰るときだと持てないライブの感想をメンバーで話す時間が沢山あるので、結構この時間が重要だったりする。

おかげさまでStill Dawn EPはバンド物販分も全て完売し(あとはディストロやSUNRAIN、JET SET辺りにまだ残ってるかと)、心おきなく次のステップへと進んでいける、という気持ちで。まあ曲作りは中々遅々として進まない現状(メンバーの予定調整にまず一苦労…)ではあるものの、やれるときに集中するいつものスタイルで邁進して、アルバム、作りたいなーと思ってます。

ひとまず、こっから3,4月にかけて関西でのライブばっかりなので、ここで色々試しつつまた進んでいきたいです。

ひとまずは3月10日!EPのレコ発、と銘打ってくれているので、完売記念ということですっ飛ばしたいと思います。

あと、渋谷のライブMCでフライング告知してしまった企画に関してもまた改めて正式にここで告知しますので、そちらも乞うご期待!!

近況

年明けから既にライブを二本、しかも東京で行っております。
先日のERAはATATAとAs Meiasの企画。
ソールドアウト満員の会場の中、圧倒的な先輩達に囲まれながら演奏するのも至福の瞬間だった。

自分がバンドを始めたばかりの10年以上前のことを思えば、今の状況って、当時思い描いていたものとは勿論全然違うけど、でもそれはそれで、面白いとこまできたな、やってて良かったな、と思える瞬間が沢山あって、それはこの日のライブに限らず、最近は様々な場所でそう実感出来ることが多い。

この前Captain Hedge Hogの再結成ライブDVDを見ていたら、シノブさんがMCで「将来のこととかみんな考えてるでしょ?やめた方がいいよ、絶対思い通りになんてなんないから!」って言ってて、勿論冗談ではありつつも真理でもあるな、なんて考えていた。

今の自分の状況なんて、昔思い描いていたものとかけ離れすぎててほんとどうかと思うし、28、9才なんて、もっと大人で、お金もあって、余裕もあって、と思い込んでいたのに…。
でも、大切な仲間とかいうとサムイけどそういう人に沢山出会えて、これはこれで良い人生だなーとも思えるということは、幸せなのかな…。バンドもやれてるし。

ということで、2012年は、bedのメンバーにとっても、弦楽器3人は20代最後の年で、人生においても大きなエポックを迎えそうな気がするので、バンドは変わらずマイペースにやりたいな。

次のライブは2月18日に、これまた東京渋谷LUSH。これまたSOLD OUT!
僕らの力は皆無に等しいけど…多くのお客さんにまた見てもらえるチャンスだと思って頑張ります。
7インチも残りがほんとに僅かになってきてます。是非是非!!